今年も無事に歌える日常があったこと。
先日見た読みものの中に、日常は過ぎ去ってゆく。その日常のたいせつさに気づく為に非日常がある。
例えばケガや病気をすれば、自分の身体が動くこと、食べられることへの感謝を見直せる。
だから非日常も大切なのだと。
自分たちにとっても非日常という時間があり、そのおかげでうまれた歌や暮らし方があり。
その中で今年からは農業と歌でのスタート。
今年から引き継いだブルーベリー農園。
初めて自分たちだけで剪定した樹から、実がちゃんとなった感動。
土曜日や祝日の開園日は息子連れでの対応だったので、知らない人たちが来てワーンと泣いて母にずっとおんぶしたりして離れなかったこと。
プレオープン日なのに食べられる実が無くなりそうでハラハラしたこと。
自分たちの名前で販売するという責任をいつもすごく感じていたこと。
でも…
『おいしかった』『また来年も来ます』『贈り物でお願いします』
と、いただく声が励ましとなり、救われました。
先日久々に息子を園に連れて作業に来たら…
『山だね。素敵だね〜』『ブルーベリー園大好き』と言っていて、その言葉にこみ上げるものがありました。
その後に、『ブルーベリー無いね〜』と言って残念がってましたが。(笑)
息子は歌も大好きなようで、最近はギターをかかえてジャカジャカしながらオリジナルの替え歌で聴衆(親)を楽しませてくれます。
今年はそんな息子とステージに立つ機会が3回もありました。
昨年の初ステージデビューはひたすらおんぶだったのに…
椅子にちょこんと座り人前で歌やリズムをとっている姿は、誰よりもまず私達の心をふるわせました。
そんな愛しい時間は今だけの特別なもの。
息子のおかげである日々、音楽と農作業を通してこれからも重ねて行けたら嬉しいなぁ。
ブルーベリーの方は剪定も始まり、また来年!に向けて動き出しました。
新しいアルバムのレコーディングもしていたのですが、新しい曲を最近作っているので、またこちらは来年発表に向けて動いてまいります。
今年もたくさん応援いただきありがとうございました。
みなさまどうぞ良いお年をお迎え下さい。
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岩手のともこちゃん (月曜日, 08 1月 2024 21:07)
せんちゃんお久しぶりです。今度、岩手で『世界で一番美しい村』の上映会をすることになりました。
せんちゃんを思い出しています。