東日本大震災から11年。
言葉にはできない想いや、言葉では表せないものがある。
今日は朝からポカポカ、そんな中で種をまいた。
ついこの間まで土はカチカチに凍り、
全くスコップが入らない時もあったのに
ちゃんと春はやってきた。
小さな虫があったかい地面を気持ちよさそうに歩き、ひょこんとしたナズナが可愛く白い花をつけていた。
震災後に沿岸を訪れた際、
風になびく無数の雑草を見てその生命力に驚かされたことがある。
命を繋いでいるのは自然も同じ
震災は、大切なものをたくさん奪い去ってしまった
けれど、生かされている私達に気付きをくれた
まいた種が、やがて芽吹く未来をしっかり見届けていきたい。
そのために、まず目の前の人にやさしい気持ちを持っていられる日常がありますように。